当院の矯正治療の特徴

当院で採用しているマウスピース矯正は、米国のアライン･テクノロジー社で開発・製造・販売されている世界でシェアNo.1の大手ブランド「インビザライン」です。

1998年、インビザラインは歯科矯正需要が非常に高いアメリカで誕生しました。

見た目を気にせず矯正できる画期的な治療方法として広く普及し、今や世界中で導入されている信頼性の高い矯正治療です。世界100か国、1,400万人以上の症例があり、治療実績・品質・機能性・精度ともに大変優れたマウスピース矯正システムです。

矯正治療では、2年ほどの時間をかけて少しずつ歯を動かしていきます。そのため、治療後の歯並びの変化をご自身でイメージするのは難しいでしょう。

「せっかくお金をかけて治療しても、結果として歯並びの悩みが解消されなかったら…」という不安で治療をためらう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

インビザラインには、「iTero（アイテロ）」というお口の中をスキャンする機器を使ったシミュレーションシステムがあります。どのように歯が動き、矯正終了後にどのような歯並びになるのかを、治療開始前に3Dシミュレーションでご確認いただけます。

シミュレーションをご覧いただきながら、「もう少し出っ歯を引っ込めたい」「ここの咬み合わせをもっときれいに」「歯は抜きたくない」といった要望をお聞きし、それらを反映させて再シミュレーションすることも可能です。

口頭でのご説明に加え、画像で視覚的にご確認いただけますので、患者さんにとってはわかりやすいのではないでしょうか。シミュレーションによって、治療期間や費用もわかりますので、すべてにご理解・ご納得いただいた後に、治療をスタートできます。

歯を適切に動かすためには、一人ひとり異なるあごの骨の形や厚みを正確に把握する必要があります。しかし、通常のレントゲンでは、そうした精密な診断は難しいのが実情です。通常のレントゲンは2次元（平面）で撮影されるため、あごの厚みまでは確認できないからです。

そこで当院では、患者さんの骨格によって必要と判断した場合には、3次元（立体）で確認できるCT撮影を行っています。CTなら、レントゲン写真では判断できない骨の厚みや形を精密に診断することが可能です。

あごの骨の状態を細かく知ることは、歯を抜くか・抜かないかの判断にも役立ちます。また、矯正治療による歯の移動を予測しやすくなるのもメリットです。

歯並びをきれいにしたいと思っていても、矯正治療のために歯を抜くことに抵抗がある方も少なくありません。

そこで当院では、歯を抜かない「非抜歯矯正（ひばっしきょうせい）」を行っています。

従来は抜歯が必要だったケースも、主にインビザラインを取り入れることによって、歯を抜かずに治療できるようになりました。

一般的な矯正治療では、歯を後ろへ動かすことが難しいという問題があります。そのため、歯をきれいに並べるスペースを確保するには歯を抜くしかない、というケースが存在するのです。

ところがマウスピース矯正は、歯を後ろに動かすのを得意としているため、歯を抜くことなくきれいな歯並びに導ける可能性が高くなります。もし、スペースが不足している場合は、歯のエナメル質を問題ない範囲で削りスペースを確保することで、歯を抜かずに矯正治療ができます。

抜歯せずに矯正できる、と聞くと「それは歯並びがそこまで悪くない人の話だろう」とお考えになるかもしれません。しかし当院における過去の症例を見ると、矯正治療が難しいと判断された患者さんでも、歯を抜かずに歯並びを改善できたケースがほとんどです。

私どもが非抜歯矯正にこだわるのは、患者さんの生まれ持った大切な歯を残し、健康なお口を維持していただくためのお手伝いをしたいと考えているからです。「矯正をしたいが抜歯は嫌」という理由で治療をためらっている方は、ぜひご相談ください。

※歯並びの状態によっては、抜歯をおすすめすることも稀にあります。

乳歯から永久歯に生え変わる時期（6歳～10歳）に矯正治療を行うと、歯を抜かずに済んだり、費用を抑えられたりとメリットが多くあります。そのため当院では、お子さんの矯正治療に力を入れています。

• 歯並びが悪くなるのを事前に防げる。
• 歯を抜かなくて済むことが多い。
• 大人になってからの矯正治療よりも、費用が安い。
• 大人の矯正のように、治療後に悪い歯並びに戻るリスクが少ない。
• 上下のあごのバランスが良くなり、顔立ちが整う。

成長段階にあるお子さんの矯正において、上記のような多くのメリットを得られるのは、成長する力を利用して治療ができるからです。あごの骨が成長する時期に小さなあごが横に広がるよう促すと、歯が生えるスペースを確保でき、矯正のために歯を抜く必要がありません。

悪くなった歯並びを治すのではなく、成長する力を使って良い歯並びになるように導くため、大人の矯正のように治療後に悪い歯並びに戻るリスクが少ないのもメリットです。また、歯並びを悪くさせる癖や骨格といった原因を解決する治療なので、将来歯並びが悪くなることも防げます。

当院では、以下のようなお子さんの矯正治療を行っています。

歯が生え変わる時期のお子さん（6歳～10歳）のためのマウスピース矯正。最初に歯の生え変わりがうまくいくように誘導した後、永久歯が生えそろったところで歯を並べる動きを加えていきます。

取り外しのできるお子さんの「マウスピース式矯正装置」。歯並びだけでなく、咬み合わせやお口周りの筋肉バランスも整えることができます。

お口周りの筋肉バランスを整えることで、歯並びが悪くなる原因となるお口の癖を改善する「MFT」（筋機能療法）を行っています。

当院には、国家資格を持った管理栄養士が在籍しています。

悪い歯並びは生活習慣病とも言えます。そのため、歯科衛生士による予防クリーニングと併せて、食生活を改善することで、歯並びが悪化するリスクを大幅に下げることができるのです。

健康のために食材を選択する力は、誰にでも身につけることができます。楽しくお話をしながら、管理栄養士が患者さんごとに個別のプランをご提示いたします。

矯正治療中にむし歯や歯周病などのトラブルがあったら…そのようなご不安を抱える方もいらっしゃることでしょう。当院は矯正治療だけでなく、むし歯や歯周病の治療などの一般歯科診療もご提供しているので、ご安心いただければと思います。

矯正専門の歯科医院では一般的に、むし歯や歯周病などの治療を行っていません。そのため歯やお口に何らかのトラブルが起こった場合は、別の歯科医院に通う必要があります。

しかし当院なら矯正以外の治療にも対応できるため、患者さんにご不便をおかけすることがありません。むし歯や歯周病などをしっかりと治療してから歯並びの改善を始められます。

私どもでは矯正治療を始めた後に、むし歯や歯周病にかかっていないかを定期的に確認しています。さらに担当の歯科衛生士による歯のクリーニングや、ご家庭での歯みがき方法のレクチャーも実施。同じ歯科衛生士がずっと担当するので、患者さんのお口の中の変化に気づきやすく、よりきめ細やかなケアをご提供可能です。

しかも当院の歯科衛生士は、経験16年（※）のベテランをはじめ、経験豊富なスタッフばかり。患者さん一人ひとりのお悩みやお口の状態に寄り添った対応ができます。

※2020年現在

矯正治療は健康保険が使えず自費診療となるため、保険診療に比べて治療費がどうしても高額になりがちです。「歯並びを改善したいのに、費用面が原因で我慢せざるを得ない」という方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

矯正治療で得られるのは、見た目の改善だけではありません。咬み合わせが整うことで食べ物をしっかり咬み砕けるようになるため、消化が良くなるなど体にもプラスの影響を及ぼします。

このようなメリットの多い矯正治療をひとりでも多くの患者さんにご提供し、歯並びだけでなく健康も手に入れていただきたいという思いから、私どもでは矯正治療のお支払い方法にデンタルローンをご用意しました。デンタルローンをご利用いただければ、月々の経済的負担を抑えられる上、治療途中で突発的な支払いが発生することなく歯並びの改善ができます。

当院ではデンタルローンだけでなく、現金やクレジットカード払いにも対応可能です。費用面が気になって矯正治療を諦めていた方でも、安心して歯並び改善に取り組んでいただけることと思います。